ブログ記事でアクセスを集めるには良く検索されているキーワードを探して、そのキーワードのアンサーとなる記事を書く必要があります。そのキーワードを探すのが「キーワード選定」です。
どこかで聞いたことがあるかもしれませんが名前のせいでちょっと難しそうですよね(笑)
でも、ツールを使ってほぼ自動的にキーワードを抽出できますのでご安心ください。今でもブログを立ち上げる際に使っている方法ですがあんまり難しくありません。
キーワード選定には2つのやり方があります。
- ツールから始めるキーワード選定
- コンテンツから始めるキーワード選定
ツールから始めると大量にキーワードが見つかりますが競合が多く良い記事を書かないと上位表示は難しいです。逆にコンテンツから始めると他の人が対策していないキーワードが見つかることもあります。
この2つの違いを理解している人は少ないので、頭に入れておくだけでブログ強者になれます!
この記事ではツールから始めるキーワード選定をご紹介します。コンテンツから始めるキーワード選定のやり方を知りたい方はこちらの記事を見て下さい→ツールに頼らないキーワード選定
Contents
キーワード選定とは?

キーワード選定とは「どんなキーワードに対する記事を書くか決めること」です。
悩みごとがある時にGoogleでキーワードを入力して検索しますよね。逆に言えば、キーワードにはそれぞれ検索者の悩みが隠れていると言えます。
そして、
多くの人が抱える悩み=検索される回数が多いキーワード
ということです。検索される回数が多いキーワードで上位表示される記事を書くことができればたくさんアクセスされるということになります。
その基本となる方法として、キーワード選定をして記事を書くという手順を解説していきます。
ただし、最終的に狙うのは「良いコンテンツを指名検索されること」です。これについては次の記事で詳しくご説明します→ツールに頼らないキーワード選定
キーワード選定の基本知識
キーワード選定を始める前に覚えておきたいのは大きく分けて以下の2つのキーワードがあることです。
- 単一キーワード
- 複合キーワード
単一キーワードは「サッカー」とか「ブログ」などの単語1語のキーワードです。検索される回数が多いキーワードですが、どんな悩みや欲求をもって検索しているのかがわかりにくいキーワードでもあります。
複合キーワードは「サッカー 教室」や「ブログ 始め方」などの単語2語以上のキーワードです。単一キーワードよりも検索される回数が少なくなりますが、読者の検索意図が明確です。
記事を書くのであれば複合キーワードの方が読者の悩みや欲求が明確で書きやすいです。ブログを始めたらまずは複合キーワードで記事を書いて検索での上位表示を狙って記事を書くべきです。
単一キーワードは複合キーワードで記事を書き続けていったときに、カテゴリーの記事一覧ページや、今まで書いた記事のまとめページとして上位表示を狙います。ただし、すぐには上位表示できません。複合キーワードで良い記事を書き、SNSでのコンテンツの拡散を狙い、Googleからの信用を得ることが必要です。
3つのキーワード選定基本ツールを使う
キーワード選定にはどんなキーワードで検索されているのかを調べるためのツールを使います。以下の3つを使ってください。
・関連キーワード取得ツール
・キーワードプランナー
・ubersuggest
一つずつ使い方を説明していきます。
関連キーワード取得ツール

検索窓に単一キーワードを入力して関連するキーワードをリストアップします。Googleサジェスト(キーワードを予測・提案してくれる機能)とyahoo知恵袋で使われたキーワードを集めてテキストで表示してくれるツールです。
このツール単体で使うのではなく以下のキーワードプランナーと一緒に使います。
キーワードプランナー

入力したキーワードが過去にどれくらい使われているかを調べるツールです。基本的な使い方としては、関連キーワード取得ツールでリストアップしたキーワードを入力して検索数を調べるという方法です。
検索回数は通常「10~100」や「100~1000」のように桁しかわからないようになっています。Google広告に課金することで正確な数字が見られるようになります。月間1000円も使えば見ることができるようになります。
桁がわかるだけでも十分だとは思いますが、必要な場合は広告に課金してブログにアクセスを流すのもいいと思います。
キーワードプランナーを使えるようにする方法→https://min-blo.com/?p=2106
ubersuggest

とにかく見やすくて使いやすいです。課金するとキーワードプランナー以上に便利です。
特定のキーワードがどれくらい検索されているのかを調べるのであれば無料でもOK。キーワードプランナーでざっくり対策するキーワードを決めて、ubersuggestで検索数など細かい数字を確認してから記事を書き始めるのがベストです。
キーワード選定の手順
ツールを使ったキーワード選定の手順を解説していきます。ツールの使い方がわかってしまえばそこまで難しくありません。
①ターゲットを決める
まずは読者を1人決めてしまってください。あなたが一番役に立てる人で、現実に存在する人がいいですね。
一番わかりやすくて早いのは「少し前の自分」です。
学んだことや気づいたことを少し前の過去の自分を読者とみなして教えてあげる感じでブログを作っていきます。
キーワード選定で言えば「過去の自分はどんなキーワードで検索するかな?」と考えて記事を書くわけですね。おすすめです。
②取り扱うテーマに関連する単語をリストアップする
ターゲットとなる読者に関連する「単一キーワード」をリストアップしましょう。例えば、みんなのブログ教室なら…
- ブログ
- WordPress
- アフィリエイト
などが挙げられます。テーマが広がり過ぎないように掘り下げるように単語を見つけるといいですね。最低5個は見つけてください!
③キーワードリストを作る
キーワードのリストを作ります。
まずは、関連キーワード取得ツールに先ほどリストアップした単一キーワードを入力します。表示されたキーワードをすべてコピーしてノートなどに貼り付けておきましょう。
次に、抽出したキーワードをキーワードプランナーに入力します。過去の指標を確認するとだいたいの検索数を見ることができます。検索数順にしてどんなキーワードが多く検索されているのかを確認しましょう。
できればエクセルファイルをダウンロードしておきたいところです。このファイルは長く使いますので大切に保管しておきましょう。
検索数の多いキーワード(月間100以上)の中であなたが記事できそうなキーワードがあればubersuggestで正確な検索数を調べておきましょう。
ここまでの作業を単一キーワードごとに繰り返してください。
④ターゲットの悩みをリストアップ

ターゲットに関連の深いキーワードだけをリストアップしてください。Xmindというマインドマップツールを使うと楽です。似た悩みを抱えたキーワードを近い場所に配置することで後で対策するキーワードを選びやすくなります。
できるだけたくさんキーワードをピックアップしておいてください。
⑤20個のまとまったキーワードグループを作ろう
最終的にマインドマップの枝の1つが20個くらいの「キーワードグループ」になったらOKです。近しい20個の悩みに答えられる20の記事を書けばターゲットの読者は「このブログがあって良かった」と思ってもらえる可能性が高まります。
まとめ
キーワード選定は全部やろうとしてしまうと挫折します。ある程度選定が進んだら記事の執筆に進むようにして下さい。
選定したキーワードをすべて記事にし終えたらまたキーワード選定に戻ってきますので、どの記事を対策したのか記録を残すようにしてください。エクセルでの管理がお勧めです。
今回は以上です、お疲れさまでした!